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解決!「ストールとマフラーの違い」製作者がお答えします。

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寒い季節になり首に巻くファッション雑貨と言えばマフラーやストールを思い浮かぶ人が多いでしょう。

しかしストールとマフラーの違いをぼんやりとしか解らない人が多いと思います。

結局どうなんだろう?どれを購入したらいいの?

など今回はそんな疑問に十数年に渡りストールやマフラーの企画・製作に関わってきた私がお答えします。

また巻き方や色の選び方についても記載しましたので良かったら参考にして下さい。

首元のお洒落で体感温度や顔全体のイメージも変わってきます。

製作者が教えるストール・マフラーの違いと特徴

移り変わりが激しいファッション業界において確実な定義はありませんがストールとマフラーの違いは、はっきり一言で言えば「大きさ」です。

「使い方」など他にもあるのですが一番の違いはサイズ(幅)にあります。

色や素材の違いは有りませんが普段あまり洋服などに興味が無い方でも見た目で直ぐにわかります。

それをふまえお互いの特徴をまとめてみました。

マフラーの特徴

  • 形(サイズ):細長い長方形(幅約30cm~50cmが主流)
  • 長さ:首を一周して少し余りが出る程度(約150cm~180cmが主流)
  • 季節:秋・冬

マフラーは基本的に防寒対策に用いられます。

ニットやウール素材の物が多く生地の厚さもあり寒さを和らげてくれます。

首に巻いたり首から掛けたりして使用されます。男女共に使われており主にスーツや制服などに着用している人が多いです。

男性用・女性用などの販売の仕方などもみられます。

ロングマフラーやミニマフラーなども存在しますが近年はあまりみかけません。

柄もチェックや無地が中心ですがニット素材で目が粗くカラフルな商品も存在します。

ストール特徴

  • 形(サイズ):幅の広い長方形(幅約60cm~80cmが主流)
  • 長さ:中心を首に掛け腰程度に両サイドが触れる長さ(約160cm~200cmが主流)
  • 季節:オールシーズン

ストールは特に季節は関係ありません。

もちろん素材などを変えて春夏用・秋冬用はあります。

春夏用は麻や綿素材が中心に出来ており通気性良い生地やUV加工、防菌加工などを施した商品があります。

一方、秋冬用はウールやカシミヤなどで作られておりマフラー同様に暖かい素材が用いられています。

ただマフラーとは違い幅は広いですが薄手の生地で作られている為、首に巻くだけではわりません。

肩に掛けたり、羽織り物にしたりと様々な用途に使用できファッションのアレンジにも役にたちます。

薄いからと言って寒いわけではなくカシミヤやウールなどの保温性の高い素材や折りたたんで使用すれば防寒になり暖かさを保つことが可能です。

ストールは女性のイメージが強いですが男性が使用してもなんの問題もありません。

色や柄もマフラーに比べて豊富に販売されており首に巻けばマフラーとなんの遜色もありません。

ストール・マフラー以外にもある

首元を彩るアイテムとしてストール・マフラー以外にもあります。

特に女性は用途に合わせてお洒落を楽しむことが出来ます。主な三種類を見ていきたいと思います。

ショールとは

ショールはインドのカシミール地方で男性が着用する民族・伝統衣装からきています。

ストールとショールははっきりした違いはありませんが、ストールは首に巻いて使用される事が多いです。

ショールは一般的には三角に折り肩に掛けたり頭被ったりし使用されます。

ストールより生地の厚く大判の物をショールなどと呼ばれたりします。

日本では着物の上に羽織って使用される事が多くそれは現代になった今も見受けられます。

生地は厚手の物からレースを用いた物まで幅広く商品化されています。

スヌードとは

スヌードは帯状のものを首に巻き付けるのではなく最初から筒状になった頭から被る防寒着です。

最近ではファー(フェイクファーなど)やウール素材のものが多く頭から被るだけです。

厚手で肌に密着している為、「簡単で暖かい」と人気があり価格も安価の物が出て売れています。

ネックウォーマーとは全体の長さが異なりスヌードは1m~2mありフッション性があります。

ネックウォーマーは1周が40cm~50cm程度でどちらかと言えばスポーツなどに使用される事が多く機能性に優れている物が多いです

ケープとは

ケープは袖がない緩やかなデザインで出来ており首元から肩、腕、胸まで覆い中央で固定するシルエットになっています。

ケープの素材は様々ですが全体的にエレガントに着飾る事が出来る商品が多いです。

日常で主に見かけられるのは結婚式などで女性がドレスの上に肩から羽織っている薄手の生地です。

レースやシルク、ファー付きの物などがあり肌を隠すためや貴賓のある印象に与えられる事が多いです。

また雨具などでも使用されており雨具の場合は少し大き目の作りになっています。

ストール・マフラーの巻き方は2,3通りで十分

「ストール・マフラーの巻き方ってどうするの?」

「他の結び方あるの?」とか気になりますよね。

本なども販売されていますしネットで検索すればいくらでも出てきます。参考程度に下に掲載しておきます。

ですが2パターンないし3パターンくらいあれば十分です。

一つの結び方しか知らなくても何も困りません。

元々防寒対策で使用している方がほとんどではないかと思いますが一日中着けている人は少ないと思います。

結んだり外したり出来るところが良いとこでもあり室内に入ったら外しますよね?

その際、難しい慣れない結び方をしていると着脱が大変で使用するのが面倒になります。

高校生がしている巻き方などは何十年も変わっていませんし社会人になってもそれが支流です。
(二つ折にして首に巻き、その折り返しの間に房を通す巻き方)

全然自分流でも構いませんし、結ばず首に巻き付けておくだけでもOKです。

男性の場合はスーツの襟の中に入れるだけにしてお洒落に着用しています。

トレンドカラーを参考にストール・マフラー選び

2022~2023年の秋冬トレンドカラーの注目は「パープル」と「ピンク」

パープルの中でも「ベリーペリ」、ピンクでは「バービーピンク」です。

2022年の春夏は「ビタミンカラー」元気を呼びワクワクやドキドキ感のある色が流行りました。

秋冬もその流れは残りつつそこに「強さ」や「活発」イメージをもつ「ストロングトーン」がトレンドになると思われます。

2020.2021はコロナウィルスの発生により世間が混乱する中、ちょっと塞ぎ込んだ色が見え隠れしていました。

これからはそのコロナ渦から脱却すべく世界が動いてく気持ちを色で表せている感じがします。

柄も昨年から継続して「グレンチェック」が人気あります。旬なトレンドを取り入れてワンランク上のオシャレを楽しんでみてください。

原色系ストール・マフラー

「ブルー・レッド・オレンジ・グリーン他」

秋冬は洋服自体が暗い落ち着いたコートなどが多いので原色系のストールは一気に華やかさを与えガラリと雰囲気が変わります。

ワンポイント首に入れるだけで見違えるように相手に受ける印象も違います。

また、「普段洋服には取り入れない」「取り入れたいけど踏み込めない」

と思っている色などがあればストールやマフラーで冒険してみてはいかがでしょうか。

意外にしっくりくるかもしれません。

モノトーン系ストール・マフラー

「白・黒」黒色のストール・マフラーはとても万能な働きをしてくれます。

カジュアルな洋服に巻けば引き締めてくれますしフォーマルなどに巻けばエレガントさを演出してくれます。

白色のストール・マフラーはレフバン効果のように顔全体が明るく見えます。

毛わだった物などを首に巻けばとても可愛らしく見えることでしょう。

ただ両色共にハッキリとした色の為、コートなどについた毛がとても目立ちます。

ストール・マフラーと同色のコート以外の時はまめに粘着付きのコロコロなどでお手入れすることをお勧めします。

グレー・ベージュ・ブラウン系ストール・マフラー

安定・定番の三色です。

市販されている商品もこの三色がベースになっているものが多いと思います。

グレーは他のアイテムを引き立てくれます。パンツでもスカートでもどちらでもいいでしょう。

黒のジャケットやジーンズ、チェックのスカートは特に相性が良いでいいです。

ベージュはとてもヌーディーでフェミニンなカラー。

女性からの人気も高いです。

カラーバランスがとてもよく他のアイテムを邪魔することはありません。

首に巻くだけではなく羽織っても良いでしょう。

ブラウンはピーコートやダッフルコート、ダウンジャケットなどカジュアルアイテムに合わせれば重宝されます。

可愛らしもあるけれど大人ぽい印象も与える色です。

チェック柄ストール・マフラー

チェック柄は時代にとらわれず老若男女に人気の柄になります。

バーバリーチェックが名でお手軽な物などを学生の時に使用した方もいると思います。

  • タータンチェック
  • アーガイルチェック
  • ブロックチェック
  • ウィンドペン
  • マドラスチェック

などチェック柄の中でも種類は色々あります。

カジュアルに着用する事が多いですが柄や色目を変えればフォーマルにも活用できます。

値段も高い物から安い物まで和多くの販売商品がありますので1本より数本持ちシーンに合わせて使いこなしてみるのがベストです。

ストール・マフラーのお得な購入方法紹介

一般的なストール・マフラーの購入は断然ネットショッピングがお得です。

何故ネットがお得なのか、お勧めサイトなどを紹介していきます。

又、男性への購入時のアドバイスも載せています。

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サイズが明確

ネットショッピングで洋服を買う際などは様々なサイズ(寸法)を気にしますよね?

S/M/Lでも表記はされているのですがお店や生産国などにより違いが出てきます。

詳細が記載されているところはネットショッピングのいいところです。

ですが特に安い物などは実際届いてみると「あれ?サイズが合わない」や「思った形と違う」などのご経験はありませんか?

その点ストールやマフラーは長さと幅を(欲を言えば厚さと素材が知りたいですが)気にするだけで済みますので失敗が無くなります。

直接購入が可能

日本ではいまだ工場から商品が店頭に並ぶ前には数多くの業者を挟みます。

その回数が多ければ多いほど価格も上がっていきます。

ただ現在はネットショッピングの発展において今まで一般の人に販売する機会の無かった工場や卸業者が販売を行っているケースが多くあります。

その為、直接販売されるのでマージンが掛からず低価格で販売が可能になります。

ブランドなどに拘りがなければ断然お得に購入出来るのです。

数本所有するのが良い

ブランドなどに拘りがなければ安値のストール・マフラーを数本所有するのがいいでしょう。

最初は素材などは気にしなくていいとは思いますが、商品によっては肌に合わずチクチクしたり痒みが出る場合がありますので色々試して下さい。

アクリルよりもウール、年齢を重ねて余裕があればカシミヤなども1つ持っていれば十分です。

男性物のマフラー、ストール選び方

男性物のマフラー、ストールは短めの物が販売されている事が多いです。

あまり使用したことが無い人は「短い方がいいのでは?」と購入していませんか?

気を付けなければならないのが結べず首にかかるだけの長さの商品を選んでしまいます。

スーツ用に房の部分などを結ばずに重ねるだけでスーツの中やコートの中にインします。

ちょっとダンディー風に着こなすのであればそれでもいいです。

ただ通常は首に一周半くらいの長さがあり結び目を作る為、多めに余り部分も確保したいところです。

色々な巻き方も出来ますし私服などにも使用する事が可能です。

目安としてはストールなら幅60~80㎝長さ160~200㎝くらいがベストでしょう。

「ストールとマフラーの違い」まとめ

ストールとマフラーの違いはいかがでしたでしょうか。

結論は「大きさ」で見分けるのが一番です。

違いを説明させて頂きましたがストールとマフラー様々な種類が販売されていますし女性用、男性用などで分けず兼用にして頂いて大丈夫です。

首元のお洒落を気にかけ冬のコーデを楽しんでみてはいかがでしょうか。

大切な人に、御友人に、お世話になった方に贈り物としても手軽ですし

「自分じゃ買わないけどもらえば嬉しい」などと言う人もいる事だと思います。